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狙ったどおりの照射ができ、出血も少ない「ライトサージセルビー」でストレスから解放

    
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狙ったどおりの照射ができ、出血も少ない「ライトサージセルビー」でストレス...

山形県寒河江市島字島東75 佐藤歯科医院
院長 佐藤康人先生/理事長 佐藤功二先生

デモ機を試したときに思わず出た「これはいいね」

 リンゴやすもも、さくらんぼなどフルーツ王国と知られる山形県。まさしくその名が付いたフルーツライン左沢(あてらざわ)線と呼ばれるローカル線が北山形(山形市)から左沢(大江町)までの約24kmを結んでいる。佐藤歯科医院はその左沢線の駅の一つ南寒河江駅から徒歩5分ほどのところにある。院長は2代目の佐藤康人先生だ。歯学部を卒業後、実家にて研修し、その後お父さまと2人で診療に当たっている。

 2020年暮れ、佐藤歯科医院に新しい医療器具が導入された。オサダの半導体レーザー「ライトサージセルビー(以下、セルビー)」だ。

 実は、佐藤歯科医院にとって、レーザー機器は今回が初めてではない。

「父の理事長が随分前からヤグレーサーを使っていました。その後、炭酸ガスレーザーを導入したので、私がここに戻ってきたときにはすでに2種類のレーザーがありました」

 ヤグレーザー、炭酸ガスレーザーそれぞれに特徴が異なることから、佐藤先生は症例によって使い分けていたが、いずれのレーザーも出血コントロールや先端チップのファイバーなどにストレスを感じることが少なくなかった。

 そうした状況を、歯科医師をしている親戚に相談したところ、勧められたのがオサダのセルビーだった。

「すぐにデモ機をもってきてもらい、歯肉切除を試してみました。そのとき思わず、『これはいいね』という言葉が出ました。サファイアチップの使い勝手が素晴らしくよかったし、ハンドピースも手に馴染むちょうどよいサイズ。しかも、狙った部分をしっかりと照射できる。それまで、『こういうふうに処置できたらいいのに』と思っていたことを、セルビーはいとも簡単にクリアしたのです。ストレスから解放されるセルビーに、まさしく“オオー”という感じでした」とセルビーを初めて使ったときの感動を熱く語る。

 佐藤歯科医院の3種類目のレーザー機器の導入が即決された。

処置時間が短縮され、“やさしい治療”を提供

 現在、佐藤先生がセルビーを使っている主な症例は、歯の部分が大きく溶けて根だけ残り、周りの歯肉が増殖して歯を覆った状態になった歯冠崩壊歯だ。「セルビーで歯を覆っている歯肉を切除していきます。基本的に無麻酔でできますし、出血がほとんどないので、患者さんにとって“やさしい治療”となっています」と佐藤先生は喜ぶ。

 そのほか、親知らず(智歯)の周りの歯肉に炎症が起こる智歯周囲炎での歯肉除去にもセルビーを用いている。

 セルビーは、歯肉整形や口内炎、小帯切除など症例ごとの標準症例に応じてメニューから選ぶだけで簡単に治療が始められる仕様となっている。佐藤先生は「歯肉切除」をメインパネルに表示。あとは無麻酔と麻酔で出力コントロールをするぐらいで、難しい操作が不要なところも佐藤先生は気に入っている。

「セルビーを使うようになって、おそらく処置に対するトータルな時間は短縮しているのではないでしょうか。出血コントロールに要する時間も短いですし、処置すべきところに迷うことなくレーザーを照射できます。処置の時間が短いことも、患者さんの負担低減につながっています」

 大型の医療機器だと、どうしても患者さんは、「これからどんな処置をされるのだろう、痛いのでは」と緊張するものだ。その点、セルビー本体は弁当箱のぐらいのコンパクトサイズなので、患者さんにプレッシャーをかけることはない。

「患者さんには、『これからレーザーを使って治療をします』と断りますが、怖そうな表情をされることはほとんどありません」。

 また、ハンドピースにLEDライトを搭載している点も重宝していると佐藤先生は評価する。「LEDライトは視野が広いので、特に上顎の大臼歯を処置するときは大変助かります。ライトがあるとないとでは処置のしやすさが大きく違います」。

 セルビーを導入してからのこの1年間、結局、最も使用頻度が高かったのがセルビーだ。「今は標準セットのチップだけですが、今後はもっとチップの種類を増やしていき、根管治療などにも応用していきたいですね」と話す佐藤先生は続けてこうアドバイスする。「まだレーザーを使っていない歯科医院が最初に導入するときは、セルビーのデモ機を借りて実際に試してみるといいと思います。そうすれば、使いやすさや性能の良さが実感できるでしょう。セルビーは汎用性が高いのでいろいろな診療シーンで使えます。それに、値段がとてもリーズナブルなので、コストパフォーマンスが高い。これは歯科医院が医療機器を選ぶときの重要なポイントです」。

▲待合室には患者さんの歯科医院に対する緊張を和らげるため水槽や模型が飾られている

 佐藤歯科医院の待合室と診療室に大きい水槽が置かれ、魚がゆったりと泳いでいる。また、医院の周辺には色とりどりの花が植えられている。「患者さんの歯科に対する怖い、痛い、といったイメージを少しでも和らげたいと、理事長が開業時に掲げたテーマが“癒し”。水槽や花はその癒しの象徴です」と佐藤先生。

 佐藤先生が佐藤歯科医院を継いでから特に注力してきたのが予防だ。「スタッフたちと相談しながら、これまで以上に予防に力を入れていきたいですね」と、佐藤先生は穏やかな口調の中に強い意志を込めて語った。

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